KORG X3

10年くらいメイン楽器(つーか、これしか持ってない)なのですが、あまりにも楽器に対する愛着がないので、自分の中で再評価してみた。
スペックはこんな感じ。たいした特徴のないオールインワンのPCMシンセで、M1と01/Wの影に隠れた中途半端モデル。
http://www.korg.co.jp/SoundMakeup/Museum/Product/vol46.html
ところが、こんなしょぼくれシンセでも、今はXeditというフリーウェアで、プログラム(音色ね)をエディットできる。
いやー、10年前はそんなの誰も思いつかないよなぁ。
http://www.newhouse.nl/xedit/
これをMIDIでつないでから、X3のグローバルモードで、MIDIのシステム・エクスクルーシブを送受信する設定にしてやればいい。
んで、例えばこのサイトのall.xedってライブラリを読み込んで、PC上でプログラムを選ぶと、一瞬で本体に転送される、と。
ははは。すげーな。今さら。テクノロ爺だ。ライブラリも、プリセットに比べて格段に面白い音が揃ってる。
音色データはこのへんからも辿れる。
http://www.sonicstate.com/synth/korg_x3.cfm


かのJeff Millsが「metropolis」でKORGのXシリーズ使いまくりだそうな。
その手の話題で、KEN ISHIIがエディットしまくったKORG M1のみで「Garden on the Palm」を作ったとか
REI HARAKAMIRoland SC-88Pro2台だけで「UNREST」を作ったとか
そういう都市伝説ぽいのは、心が和みますね。